
2025年6月13日 建築CAD向けのノートパソコンを選択する際には、プロセッサーの性能やメモリ容量に細心の注意を払って選定することが重要です。
さらに、3D関連のアプリケーションを活用する予定がある場合は、高性能なコンポーネントが求められるケースもあるため、使用予定のソフトウェアを予め決定してからPC選びを進めることが肝心です。
本記事では、建築CAD向けノートパソコンの推奨モデルについて詳しく解説いたします。
コスパ最強のゲーミングノートパソコン|GALLERIA XL7C-R46H-6

GALLERIA XL7C-R46H-6
- CPU:Core i7-13700H
- GPU:RTX 4060
- メモリ:16GB
- ストレージ:500GB SSD
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建築分野でCAD向けノートパソコンに求められるPCスペックについて

Auto CAD公式ページ から引用 ここからは、建築分野でCAD向けノートパソコンに求められるPCスペックについてご紹介します。
ソフトウェアとの互換性やカスタマイズ性を考慮すると、MacではなくWindowsのPCを選択することが推奨されます。
当サイトが推奨するスペック
推奨スペック
- OS:Windows10/11
- CPU:Core i5以上
- GPU:RTX4050以上
- メモリ:16GBメモリ以上
- ストレージ:1TB以上
- ディスプレイ:14インチ以上
CADアプリケーションを本格的に活用する場合、上記程度のスペックを持つPCが必要になります。
グラフィックボードについては要求しないアプリケーションも存在しますが、様々なソフトウェアを使用する可能性がある場合は、低価格なグラフィックボードでも構わないので搭載しておくことをお勧めします。
ただし、8GB以上のVRAMが必要な場合はRTX4060以上のグラフィックボードを搭載する必要があります。
メモリは16GB程度搭載していれば円滑な作業が可能ですが、本格的に活用するなら32GB搭載しておくと強制終了などの心配もなく安心です。
各メーカーのCADアプリケーションにおける公式推奨スペック
AutoCAD |
Jw_cad |
SketchUp |
Cinema 4D |
|
---|---|---|---|---|
CPU |
3GHz以上のプロセッサ |
Intel Core i5以上 |
2 GHz 以上のプロセッサー |
Intel 64bit CPU |
GPU |
指定なし |
Intel HD Graphics |
|
|
OS |
|
|
|
|
解像度 |
最大 3840 x 2160 |
ー |
ー |
ー |
メモリ |
32GB |
8GB以上 |
8GB 以上 |
16GB |
容量 |
10GB SSD |
20GB以上の空き容量 |
6GB 以上の空きハードディスク |
SSDを1TB以上推奨 |
CADアプリケーションは種類ごとにそれぞれ推奨スペックが異なります。
PCの購入予算を低く抑えようとすると、要求スペックの高いソフトウェアが使用できないということも想定されるため、自分の使用予定のものを明確にしてからスペックを選択しましょう。
『CAD』を使うのにおすすめなノートPCは?

ここからは、建築分野でCAD作業に適したノートパソコンをご紹介していきます。
2D向けのエコノミーモデルから、高性能なプレミアムモデルまで幅広く取り上げますので、ぜひご参考にしてください。
コスパ最強のゲーミングノートパソコン|GALLERIA XL7C-R46H-6

GALLERIA XL7C-R46H-6
- CPU:Core i7-13700H
- GPU:RTX 4060
- メモリ:16GB
- ストレージ:500GB SSD
メリット
- 高性能な携帯プレイが可能
- 外部ディスプレイ接続による大画面体験
- オフライン環境でも快適なプレイ
- 将来的な拡張性
デメリット
- デスクトップにはスペックが劣る
場所を選ばずにCADを使いたいしたいユーザー向けのノートPCモデル。
デスクトップPCと比較すると同スペックでも価格は上昇しますが、省スペース性や携帯性を重視する場合は魅力的な選択肢となります。
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4K・100fps以上可能!RTX4090搭載の最強モデル|GALLERIA UL9C-R49-6

- CPU:Core i7-13700H
- GPU:RTX 4090
- メモリ:32GB
- ストレージ:1TB Gen4 SSD
メリット
- 現状最強のスペックを誇るハイエンドモデル
- 4K100fps前後を安定して実現
- あらゆるPCゲームを4Kで快適にプレイ可能
- 持ち運び可能なゲーミングノート
デメリット
- 4K144Hz対応のゲーミングモニターがないと性能をフル活用できない
CADなどのツールはもちろん、PCゲームを4Kでも100fpsを超える超高フレームレートでプレイしたい!という方には、こちらの最強モデルがおすすめです。
CADを快適に使えるほか、モンハンワイルズなどの高画質ゲームでも安定して4K100fps前後でプレイできると予想されるため、高画質を維持しつつ、激しいアクションにも対応できる滑らかな映像で、究極のゲーム環境が実現します。
このスペックならどんなゲームも最高画質・最高フレームレートでプレイでき、持ち運びにも対応。
まさに最強のゲーミングPCと言えるでしょう。
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建築CAD向けノートパソコンを選択する際の重要ポイント

ここからは、建築CAD向けノートパソコンを選択する際の重要ポイントについて解説していきます。
用途によってノートとデスクトップのどちらが適しているか、グラフィックボードが必要なのかなど、様々な要素が変わってくるため、まずは自身の目的を明確にしてから選択していきましょう。
デスクトップかノートPCかによる選択
デスクトップの特徴
- 拡張性が高い
- 価格がノートに比べて安め
- モデルが多い
ノートPCの特徴
- 持ち運びやすい
- スペースを節約できる
- デスクトップに比べてパーツの性能が抑えられている
デスクトップとノートPCのどちらにするか迷っている方は、主に設置スペースと価格面で決めると良いでしょう。
設置スペースに余裕があって、高性能なパーツを搭載したゲーミングPCが欲しい方にはデスクトップPCがお勧めです。
拡張性も高いため、将来的にスペックアップすることも可能なのでコストパフォーマンスも良いです。
一方でノートPCの最大のメリットは、「省スペース」「持ち運び可能」という点です。
頻繁にベッドの上や、リビングなどでPCを使用したい方にお勧めです。
その代わり、パーツの性能は発熱を抑えるために控えめなので、ハイエンドのデスクトップ並みの性能を求める場合はかなり価格が高くなります。
メモリは32GBが推奨
搭載メモリは16GBでも十分動作可能ですが、可能であれば32GB搭載しておくことが推奨されます。
重いアプリケーションを取り扱う場合は当然ながら、CAD以外のソフトウェアを同時に起動して作業を行う場合にも大容量メモリが必要になります。
また、動作の安定性にも直結する部品なので、可能な限り余裕のある性能を確保したいところです。
分野によってはグラフィックボードは必須ではない
2dならオンボで十分です 袖 (@Sodegame3) July 3, 2020 一口にCADと言っても3Dと2Dのように分野が大きく異なります。
特に2Dの場合はグラフィック性能をあまり必要としないため、グラフィックボードなしのPCでも十分快適に動作可能です。
ただし、描画にグラフィック性能が必要なことには変わりないため、不安であればRTX4050などのエントリーモデルを搭載したものが推奨されます。
建築CAD向けノートパソコンは中古で購入しても問題ないか?

中古PCの注意点
- 部品が劣化している可能性がある
- 保証が切れている可能性がある
- ウイルスに感染している危険性がある
結論から申し上げると、中古のPCを購入することは推奨できません。
どの程度使用されたものかが不明なため、部品の劣化具合や保証の有無が確認できない点から、故障した場合は自己責任となってしまいます。
最悪の場合、ウイルスに感染していて正常に使用できないこともあるため、専門の販売業者から新品を購入することが推奨されます。
コストパフォーマンスや品質の面で考慮すると、次項で紹介するBTOパソコンショップから選択すると失敗しにくいでしょう。
建築CAD向けノートパソコンのセットアップと初期設定について
建築CAD向けノートパソコンを購入した後は、適切なセットアップと初期設定を行うことが重要です。
ここでは、新しいノートパソコンを快適に使用するための初期設定について詳しく解説します。
Windowsアップデートとドライバーの更新
新しいノートパソコンを使い始める前に、まずはWindowsアップデートを実行しましょう。
初期設定の手順
- Windowsアップデートの実行
- グラフィックドライバーの最新版インストール
- セキュリティソフトの設定
- 必要なソフトウェアのインストール
特にグラフィックドライバーは最新版をインストールすることでCADソフトの動作が安定します。
NVIDIAのRTXシリーズを搭載している場合は、NVIDIA公式サイトから最新のドライバーをダウンロードして適用しましょう。
CADソフトウェアのインストールと設定
ノートパソコンの準備が整ったら、使用予定のCADソフトウェアをインストールします。
各ソフトウェアには推奨設定があるため、インストール後は必ずグラフィック設定やメモリ使用量の調整を行いましょう。
特にAutoCADやSolidWorksなどの高機能ソフトウェアでは、ハードウェアアクセラレーションの設定が重要になります。
建築CAD作業における生産性向上のコツ
建築CAD向けノートパソコンを最大限活用するためには、ハードウェアの性能だけでなく、作業環境の最適化も重要です。
ここでは、CAD作業の生産性を向上させるためのテクニックをご紹介します。
外部モニターとの接続活用
ノートパソコンの画面だけでは作業領域が限られるため、外部モニターとの接続を活用することで作業効率が大幅に向上します。
マルチモニターのメリット
- 図面の全体表示と詳細表示の同時確認
- 参考資料を別画面で表示
- 複数のCADファイルの同時作業
- 作業領域の大幅な拡張
特に建築図面は細かい部分の作業が多いため、27インチ以上の4Kモニターを使用することで作業精度が向上します。
おすすめのモニター一覧

- コスパ重視:ASUS VG258QR-J
- バランス型:BenQ MOBIUZ EX2510S
- 4K対応人気モデル:ASUS TUF Gaming VG28UQL1A-J
- 超コスパ:MAXZEN MGM25IC01
- 大画面派向け:Dell G2722HS
- 没入感重視:KOORUI 24E6CA
- プロ仕様:BenQ ZOWIE XL2546X
- コスパ優秀:PHILIPS EVNIA
- 200Hz対応:Pixio PX248 Wave White
- 4K/180Hz対応:Dell AW2725QF-A
定期的なメンテナンスとバックアップ
CAD作業では重要なプロジェクトファイルを扱うため、定期的なメンテナンスとバックアップが不可欠です。
ハードウェアの清掃や温度管理も重要で、特にノートパソコンは熱がこもりやすいため、定期的な清掃とクーリングパッドの使用が推奨されます。
また、プロジェクトファイルは複数の場所にバックアップを取り、データ損失のリスクを最小限に抑えましょう。
>>>【関連】After EffectsにおすすめのPCは?ノートパソコンでも動くのか調査!
>>>【関連】PhotoShopにおすすめのPCは?グラボなしでも動くのか調査!
>>>【関連】IllustlatorにおすすめのPCは?初心者に最適なモデルを紹介!
>>>【関連】Premiere ProにおすすめのPCは?MacBookでも使えるのか調査!
【CADを快適に使うなら!】BTOショップの特徴を比較

ゲーミングPCの購入を考えると、BTOショップの利用が主流ですよね。
しかし、大手BTOショップも数多くあり、どこで買えばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ゲーミングPCの性能や価格に、ショップ間で大きな違いはありませんが、選ぶポイントとしては、「デザイン」や「コラボモデルの種類」、「特典やサービスの充実度合い」などが挙げられます。
ここでは大手BTOショップ「ドスパラ」「マウスコンピューター」「フロンティア」の特徴やゲーミングブランドを紹介します。
ドスパラ - GALLERIA

eスポーツ大会向けのマシンも手がける「ドスパラ」が展開するゲーミングPCブランド、それが「ガレリア」です。
初心者からプロまで、幅広いユーザー層から支持を集めています。
ドスパラの最大の特徴は、迅速な納品対応。
需要が集中し在庫不足の場合を除き、ほとんどの製品が最短翌日出荷されます。
PCが早く欲しい!という方にオススメのショップですね。
また、人気VTuberや大手ストリーマーとのコラボモデルも定期的にリリース。
特典のステッカーなども付属するので、ゲーミングPC選びの際はコラボ製品もチェックしてみてください。
\ 初心者からプロまで!幅広い層に大人気 /
マウスコンピューター - G-Tune

マウスコンピューターが手がけるゲーミングPCブランド「G-Tune」。
多くのプロeスポーツ選手に製品を提供しており、各種大会シーンでも数多く使用されている信頼のブランドです。
他社と比べて電源ユニットに余裕があるのがG-Tuneの特徴。
パーツ構成の変更や増設がしやすく、拡張性の高いゲーミングPCと言えます。
また、マウスコンピューターは製造工程のすべてを国内で行っているため、品質面でも安心できるのも人気の理由です。
定期的にお得なセール・キャンペーンも開催されているので、高性能なゲーミングPCを安くお得に買いたい方は要チェックです。
\ 安心の国産クオリティ!拡張性が高いゲーミングPC /
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フロンティア - Frontier Gamers

フロンティアが展開するゲーミングPCブランド「Frontier Gamers」。
BTOの草分け的な存在として君臨し、1981年の創業から現在に至るまで多くのゲーマーたちから支持を集めています。
ゲームタイトル別の推奨PCはもちろん、初心者セット〜上級者セットなども用意されているので、ユーザーの用途に合わせて最適なゲーミングPCが購入可能。
大手BTOと比較しても安価で高品質なゲーミングPCを取り揃えているので、予算に合わせて細かく選べる点も大きな魅力です。
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建築CAD向けノートパソコンに関するよくある質問

ここからは、建築CAD向けノートパソコンに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
建築CAD向けノートパソコンにMacは推奨できますか?
Macでもソフトウェアによっては使用可能ですが、ソフトウェアとの互換性やカスタマイズ性からWindowsのPCが推奨されます。
CADでノートパソコンを使用するメリットは何ですか?
携帯性があるため、作業する場所が頻繁に変わる方や、出張先での使用が想定される場合には特に推奨されます。
建築CADでPCスペックはどの程度必要ですか?
CPUはCore i5以上、メモリは16GB以上が必要です。
また、使用するアプリケーションによってはVRAM8GBを搭載したRTX4060程度のグラフィックボードが必要な場合もあります。
建築CAD向けノートパソコンにグラフィックボードは必要ですか?
アプリケーションによってはグラフィックボードなしでも動作可能です。
ただし、3Dを取り扱う場合は8GB以上のVRAMを必要とすることが多いため、RTX4060以上のグラフィックボードが必要になります。
建築CAD向けノートパソコンの推奨モデル まとめ

建築CAD向けノートパソコンを選択する際は、プロセッサー性能や搭載メモリに特に注意して選択する必要があります。
特に3Dを取り扱う場合は16GBでは安定性に欠ける面があるため、可能であれば32GBのメモリを搭載した環境が推奨されます。
また、3D向けのアプリケーションを取り扱う場合は特にハイスペックのモデルが必要になることもあるため、どんなソフトウェアを使用するかを事前に決定してからPC選びを進めましょう。
コスパ最強のゲーミングノートパソコン|GALLERIA XL7C-R46H-6

GALLERIA XL7C-R46H-6
- CPU:Core i7-13700H
- GPU:RTX 4060
- メモリ:16GB
- ストレージ:500GB SSD
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