『MMD』おすすめPCと推奨スペックまとめ！Macや普通のノートパソコンで動く？

3Dモデルとアニメーションでキャラクターライフを楽しめるMMD（MikuMikuDance）。
手軽に始められる反面、本格的な制作には適切なスペックのパソコンが必要不可欠です。

せっかく素敵な3Dモデルを見つけても、動作が重くてスムーズに扱えないのは大きなストレスですよね。

そこで今回は、MMDを存分に楽しむために必要なパソコンのスペックと、快適な環境を実現するためのおすすめモデルを詳しく解説します。
初めてMMD用のパソコンを検討している方はもちろん、よりクオリティの高い作品制作を目指す方にも役立つ情報をお届けします。

【厳選！】おすすめのゲーミングPC

MMDの動作環境と必要スペック！公式情報から最新推奨スペックまで公開

MMDは基本的な動作こそ軽めですが、高品質な3Dモデルやエフェクトを使用する場合は、それなりの性能が求められます。
本格的な動画制作を視野に入れるなら、16万円前後の予算でRTX4060以上のグラフィックボードを搭載したPCを用意することをお勧めします。

公式が定める最低動作環境

公式が示す最低動作環境は非常に控えめなスペックとなっています。
現在販売されているほとんどのパソコンでMMD自体は起動できますが、この程度のスペックでは3Dモデルやアニメーションの制作を快適に行うことは難しいでしょう。

公式推奨スペック（2015年12月時点）

この推奨スペックは2015年末以来更新されていません。
近年の高品質な3Dモデルやエフェクトを扱うには明らかに不十分なスペックと言えます。

現代のMMD制作環境としては参考程度に留めておくのが賢明でしょう。

2025年推奨される実用的なスペック

このスペックであれば、複数の3Dモデルやエフェクトを組み合わせた作品制作も快適に行えます。
ダンスモーションの制作や楽曲に合わせた振付の作成など、一般的なMMD動画の制作にも十分な性能を備えています。

ただし、より高品質なモデルやエフェクトを使用する場合は、さらに上位のスペックを検討する必要があるかもしれません。

グラフィックボードの重要性

『MMD』はグラフィックボード（GPU）が必須です。
内蔵グラフィックスのみのPCでは、起動すらままならない可能性が高いでしょう。

おすすめのゲーミングPC

GALLERIA XA7R-R46T

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このモデルは13万円台という比較的リーズナブルな価格でありながら、『MMD』をスムーズな動作で楽しむことができます。

 

「MMD」に最適なPCまとめ

それぞれのモデルの特徴や価格帯、メリット・デメリットを詳しく解説していきますので、自分に合ったゲーミングPCを見つけてください。

【エントリーモデル】初心者におすすめのゲーミングPC

GALLERIA RM5R-R46

【メリット】

【デメリット】

約12万円という比較的リーズナブルな価格ながら、『MMD』を含むPCソフトを快適にプレイできるスペックを備えたモデルです。
フルHD解像度であれば、最高画質設定でも60fpsをキープできるパフォーマンスを発揮します。

PCゲーム初心者の方にもおすすめで、『MMD』以外のPCゲームも概ね問題なく遊べるでしょう。

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【ハイスペックモデル】鳴潮を最高設定で遊び尽くせるゲーミングPC

GALLERIA XA7R-R46T

【メリット】

【デメリット】

『MMD』のグラフィックを余すことなく堪能したいなら、「RTX 4060 Ti」を搭載したこのモデルがおすすめです。
4K解像度＋最高画質設定でもストレスなく遊べるほどのスペックを誇ります。

重量級のPCゲームタイトルでも、標準～高画質設定でプレイ可能。
映像のキレイさとヌルヌル感、どちらも妥協したくないPCゲーマーに最適なゲーミングPCと言えるでしょう。

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【ハイエンドモデル】4K高画質＋動画配信にも対応する超高性能PC

GALLERIA XA7C-R47TS

【メリット】

【デメリット】

配信活動をお考えの方におすすめなのが、どんなPCゲームでも最高画質の4K解像度でプレイしつつ配信もこなせる超ハイスペックマシンです。

最新世代のGPU「RTX 4070Ti SUPER」を搭載しており、『MMD』はもちろん、あらゆるPCゲームタイトルを4K解像度＋最高画質設定で60fps以上をキープできます。

各パーツのスペックが非常に高く、その性能をフルに引き出すには、16GBでは心もとないかもしれません。

構成変更で32GB以上のメモリを積めば、4K高画質のゲーム映像を配信しながらプレイする、といった本格的な配信環境が整います。
プロのストリーマーが使用しているPCもだいたいこのクラスのスペックです。

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【ゲーミングノートPC】持ち運びできる高性能ノートPC

GALLERIA XL7C-R46

【メリット】

【デメリット】

ノートパソコンでも『MMD』を快適にプレイしたいなら、「RTX 4060」を搭載したこのゲーミングノートPCがおすすめです。

スマホ対応PCゲームなら、最高画質設定でも60～120fpsでの動作が可能。
ゲームの動作速度を心配せずにプレイに集中できます。165Hzの高リフレッシュレートディスプレイを備えているので、120fpsまでしか対応していない『鳴潮』も、設定画面で120fpsに設定すれば、ヌルヌルの超高画質映像でプレイ可能です。

FPSなどの対戦型ゲームにも使えるほどのハイスペックを備えた汎用性の高いノートPCなので、安定したゲームパフォーマンスを求めるノートPCゲーマーにもおすすめの1台です。

ただし、大容量のゲームデータをたくさんインストールしたい場合は、SSDの増設が必要になるでしょう。

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人気BTOショップ3社の特徴を比較

ゲーミングPCの購入を考えると、BTOショップの利用が主流ですよね。
しかし、大手BTOショップも数多くあり、どこで買えばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ゲーミングPCの性能や価格に、ショップ間で大きな違いはありませんが、選ぶポイントとしては、「デザイン」や「コラボモデルの種類」、「特典やサービスの充実度合い」などが挙げられます。

ここでは大手BTOショップ「ドスパラ」「マウスコンピューター」「フロンティア」の特徴やゲーミングブランドを紹介します。

ドスパラ - GALLERIA

eスポーツ大会向けのマシンも手がける「ドスパラ」が展開するゲーミングPCブランド、それが「ガレリア」です。
初心者からプロまで、幅広いユーザー層から支持を集めています。

ドスパラの最大の特徴は、迅速な納品対応。
需要が集中し在庫不足の場合を除き、ほとんどの製品が最短翌日出荷されます。

PCが早く欲しい！という方にオススメのショップですね。

また、人気VTuberや大手ストリーマーとのコラボモデルも定期的にリリース。
特典のステッカーなども付属するので、ゲーミングPC選びの際はコラボ製品もチェックしてみてください。

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マウスコンピューター - G-Tune

マウスコンピューターが手がけるゲーミングPCブランド「G-Tune」。
多くのプロeスポーツ選手に製品を提供しており、各種大会シーンでも数多く使用されている信頼のブランドです。

他社と比べて電源ユニットに余裕があるのがG-Tuneの特徴。
パーツ構成の変更や増設がしやすく、拡張性の高いゲーミングPCと言えます。

また、マウスコンピューターは製造工程のすべてを国内で行っているため、品質面でも安心できるのも人気の理由です。
定期的にお得なセール・キャンペーンも開催されているので、高性能なゲーミングPCを安くお得に買いたい方は要チェックです。

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フロンティア - Frontier Gamers

フロンティアが展開するゲーミングPCブランド「Frontier Gamers」。
BTOの草分け的な存在として君臨し、1981年の創業から現在に至るまで多くのゲーマーたちから支持を集めています。

ゲームタイトル別の推奨PCはもちろん、初心者セット〜上級者セットなども用意されているので、ユーザーの用途に合わせて最適なゲーミングPCが購入可能。
大手BTOと比較しても安価で高品質なゲーミングPCを取り揃えているので、予算に合わせて細かく選べる点も大きな魅力です。

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フロンティア 公式サイト

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なぜMMDにはゲーミングPCが必要？

MMDを快適に楽しむためには、グラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必須となります。
RTX4060以上のグラフィックボードを搭載したモデルなら、多くのユーザー配布モデルを軽快に扱え、様々なアニメーションや制作活動を思う存分楽しめます。

一般的なPCでは性能が不足する理由

ユーザー配布モデルを自由に使用できる利点

ニコニコ立体などで配布されている3Dモデルの中には、処理が重いものも少なくありません。
しかし、16万円前後のゲーミングPCであれば、お気に入りのモデルを気兼ねなく使用でき、スムーズな制作活動が可能です。

複雑な演出も思いのままに

ゲーミングPCの高い処理能力は、複数の3Dモデルを同時に使用する場合や、華やかなエフェクトを駆使した演出においても真価を発揮します。
特に物理演算を活用したこだわりの制作や、複雑なエフェクトを多用する場合には、RTX 4070 SUPERクラスのグラフィックボードを搭載したモデルがお勧めです。

 

Macで動く？MMD向けパソコン選びで押さえるべきポイント

MMDを快適に楽しむためには、一般向けPCではなく、必ずグラフィックボード搭載のゲーミングPCを選択することが重要です。
特にVRAM容量が8GB以上のグラフィックボードを搭載したモデルなら、ストレスのない作業環境を実現できます。

また、制作を進めるにつれてモデルデータやモーションデータが増えていくため、ストレージは最低でも500GB以上の容量を確保しておくことをお勧めします。

グラフィックボードなしのPCは避けるべき理由

グラフィックボードは画像処理に特化したパーツであり、3D制作やゲームには必要不可欠な存在です。
MMDでは、高品質な3Dモデルやアニメーションを扱う場合、特に重要になってきます。

おすすめモデルとしては、GALLERIA XL7C-R46が最適。
このモデルは、ゲーミングPCとしては13万円台と比較的安価でありながら、設定次第で50~60fps前後の出力が可能です。

VRAMの容量と推奨グラフィックボード

VRAMはグラフィックボードに搭載されているメモリで、3DCG制作時の大容量データを高速処理する重要な役割を担っています。
容量不足に陥ると、テクスチャの描画遅延やフレームレートの低下といった問題が発生する可能性があります。

ストレージ容量の確保について

MMD制作では、3Dモデルやモーションデータのダウンロードが頻繁に発生します。
また、動画制作を行う場合は、さらに大きな容量が必要になります。

快適な制作環境を維持するためには、最低でも500GB、できれば1TB以上のストレージ容量を確保しておくことをお勧めします。

Windows専門なのでMacでは動かない

MMDはWindows専用ソフトウェアとして開発されており、Macには正式対応していません。

仮想環境を利用してMacでMMDを動作させる方法も報告されていますが、公式にサポートされていない環境での使用は避けるべきです。
現在Macを使用している方でも、MMDを本格的に楽しむためにはWindows PCの購入を検討することをお勧めします。

 

『MMD』向けゲーミングPCの選び方

『MMD』をスムーズに動かすためには、以下のポイントを考慮してゲーミングPCを選択することをお勧めします。

予算別の選び方

予算別のおすすめPC

価格帯	クラス	特徴
10万~15万	エントリー	基本的なゲームプレイが可能
15万~20万	ミドル	高画質設定で60fps程度の動作を実現
20万~25万	ミドルハイ	WQHD解像度で安定した60fpsを達成
25万～	ハイエンド	4K解像度や高フレームレートに対応

ゲーミングPCの性能は搭載されているパーツによって決まるため、価格帯によってどの程度のパフォーマンスが期待できるかを把握できます。
『MMD』を最高画質&60fpsでプレイするなら、現行のミドルクラス以上のモデルがおすすめです。

2. フレームレートや画質で選ぶ

目的別のおすすめスペック

ゲーミングPCの選択は、どのような環境でゲームを楽しみたいかによって変わってきます。
高いフレームレートや画質を求める場合は、それに見合った高性能なPCが必要となり、予算も増加します。

フレームレートや画質を重視する場合は、特にグラフィックボードの性能に注目して選びましょう。

3. デスクトップかノートPCかで選ぶ

デスクトップPC	ノートPC
カスタマイズの幅が広い パーツごとの性能が高い	持ち運びが可能 ディスプレイが内蔵されている

デスクトップPCは、ノートPCと比較してカスタマイズの幅が広く、購入後も自分好みのスペックにアップグレードできる利点があります。
また、同価格帯のノートPCと比べて、各パーツの性能が高い傾向にあります。

一方、ノートPCは携帯性に優れており、外出先でもゲームを楽しみたい方に適しています。
ゲーミングノートPCならゲーム用ディスプレイが本体に内蔵されているため、別途ディスプレイを用意する必要がなく、コストパフォーマンスに優れています。

他ゲームとの併用を考慮した選び方

『MMD』以外のPCソフトやゲームも楽しみたい場合は、より高いスペックが必要になる可能性があります。
特にFPSゲームなど、グラフィックやフレームレートが重要視されるタイトルとの併用を考える場合は、余裕を持った性能のモデルを選択することをお勧めします。

 

MMDに最適なゲーミングOC選びの際によくある質問

『MMD』を最高設定で快適に動かせるスペックは？

最高設定で60fpsを維持するには、ミドルクラス以上のスペックが必要となります。

初心者におすすめのMMD用パソコンは？

RTX4060を搭載したセットモデルがおすすめです。
信頼性の高い周辺機器がセットになっているため、購入後すぐにMMDを始められる環境が整います。

ノートパソコンの必要予算は？

快適なMMD環境を実現するためには、最低でも16万円程度の予算が必要です。
RTX4060以上のグラフィックボードを搭載したモデルを選ぶことで、多様な3Dモデルやアニメーション制作に対応できる環境が整います。

推奨メモリ容量は？

快適な制作環境には16GB以上のメモリを推奨します。
3D制作では多くのメモリを必要とするため、8GB以下の構成は避けるべきです。

必要な予算は？

快適なプレイを実現するには、20万円から30万円程度の予算が必要です。
10万円台のエントリーモデルでは、低画質設定でも安定動作は期待できません。

ノートパソコンでのプレイは可能？

専用のゲーミングノートPCであれば可能です。

ただし、画面サイズの制約や発熱管理の面で、デスクトップ型と比べると若干の不利があります。
一般的なノートPCでは動作しません。

一般的なPCでも遊べる？

残念ながら、オフィス用などの一般的なPCでは動作しません。
グラフィックボードを搭載していないPCがほとんどであり、ゲームの要求スペックを満たすことができないためです。

自作とBTO、どちらがおすすめ？

初めての方には、BTOショップでの購入をお勧めします。
保証やサポート体制が整っており、すぐにゲームを始められる利点があります。

自作PCは知識と経験が必要で、初心者には敷居が高いでしょう。

 

まとめ｜『MMD』をMODや高画質で快適にプレイするならゲーミングPCがオススメ！

以上、MMDを快適に楽しむためのPC選びについて詳しく解説してきました。
必要スペックは低めに設定されているものの、最新の3Dモデルを活用するには高いグラフィック性能が求められます。

最低限の予算として16万円を見込み、RTX4060以上のグラフィックボード搭載環境を目指すことをお勧めします。

予算や使用目的に応じて最適なモデルを選択することで、『MMD』の魅力を最大限に引き出すことができます。
本記事で紹介した選び方のポイントを参考に、理想的なゲーミングPCを見つけていただければ幸いです。

【厳選！】おすすめのゲーミングPC